0113

　　　　0113 2007年1月13日（土）～14日（日）香川への旅

２日目：1月14日（日）…香川/高松栗林公園・玉藻公園・宇高フェリー

７時４５分に起き、朝食（バイキング）を食べに１階へ。
９時にチェックアウトし、栗林公園を目指した。今日もいい天気！！

　　　　　　

　

【栗林公園】

　　　　国の特別名勝に指定される約75万㎡の庭園。
　　　　歴代藩主が100余年もの歳月をかけて完成させた。
　　　　なだらかな稜線を見せる紫雲山を背景に13の築山、6の池を配している。

栗林公園がこんなに松の多い公園だとは知らなかった。きれいに手入れされた松の緑が美しい。

　　　　　　　

栗林公園で見た花や実

　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　●サネガズラの実　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●ウメの花咲き始め

　　　　　　　　　　　　　　

　　●ムクロジの実　　

【ムクロジ】松平五代藩主頼恭公の時代に平賀源内、池田玄丈らが活躍した薬園が園内に設けられた時代に園内に持ち込まれた樹木
　　　　　　ムクロジはムクロジ科の落葉高木で、果実の外皮から洗剤がとれる。
　　　　　　中にある堅くて黒い種子は数珠や羽根つきの黒い玉の部分に使われていた。

　●万両の実

　●ツバキの花　

松が多い南庭では鳥の声が聞こえなかったが、雑木の多い北庭には鳥の声もしていた。
「あっ！ヤマガラ！！あそこにはメジロがいる！」という、バードウォッチングを楽しむグループがいた。

熱心にウォーキングをする人、カモの撮影に熱心なカップル、車いすに乗る女性、それを静かに押す男性もいた。
この公園は車いすの人も散策が楽しめるようなコースがある。やさしい公園だと思った。

　　　　　　

私は、自分で焼いたシンプルなケーキを２切れ持っていたので、小さくちぎって橋の上から池に撒いた。たくさんの鯉が集まって食べてくれた。

　　　

　　掬月亭：歴代藩主がこよなく愛した数寄屋風の建物

　　　

　芙蓉峰から　　　　

　飛来峰から

　　　

　　四国の殿様の家紋

　　　　　※この山内家の家紋（土佐柏）が入った灯籠がこんぴらさんの御本宮横にあった。

栗林公園に滞在すること３時間。さすがにおなかが空いたので、うどんやさんを目指して、北方向に歩いた。

田町商店街・南新町商店街・丸亀町商店街・ライオン通り・片原町商店街・兵庫町商店街と歩く。
噂には聞いていたが、なるほど長い商店街だった。

　　　

商店街の道路幅は大きく、買い物客で混雑するほどでもないので、自転車がスイスイとたくさん走っている。
この商店街は自転車を降り、押して歩かなくてもよいということになっているのだろう。

　　　

「こんぴらや（兵庫町店）」で、「ぶっかけ」（小）230円を注文。
こんぴらさんの参道で食べた「しょうゆ」（「しょうゆ」といっても生醤油ではない）をかけて食べるうどんは、高松市内のうどんやさんでは「ぶっかけ」という名前だった。「こんぴらや」の「ぶっかけ」には大根おろしやレモンが入っていた。

　　　

　　「さぬき麺業本店(1Fセルフ)」で、「釜揚げ」（小）220円を注文。

釜揚げ以外は注文が入ればすぐに商品を渡していたが、「釜揚げ」は注文が入ってから茹でるようで、待つこと十数分。
ゆがきたての「釜揚げ」は美味しかった。

「さぬき一番（兵庫町店）」の前も通り、入りたかったが、さすがにおなかがいっぱいで、このお店は次回の旅の楽しみにとっておくことにして、玉藻公園を目指した。

　【高松市立玉藻公園】

　　　　高松城趾を公開した公園。
　　　　その由来は、万葉集で柿本人麿が讃岐の国の枕詞に「玉藻よし」と詠んだことに因んで、この辺りの海が玉藻の浦と
　　　　呼ばれていたことによるといわれている。
　　　　高松城（別名玉藻城）は1587年に讃岐へ入国した生駒親正が数年の歳月をかけて築城した。
　　　　堀に瀬戸内海の海水を引き込んだ珍しい水城。

　　　

　
　

高松港から岡山宇野港へ向かう、宇高国道フェリーに乗りに行く。

　　　

　　四国にさようなら‥

　
　　　

瀬戸大橋の無かった頃は宇高フェリーに何度も乗っていた。
なんとなくそれが懐かしくて、今回の帰路は高松から岡山への特急ではなく、宇高フェリーを選んだ。
所要時間は約１時間。乗船券は390円。

　　　

　　フェリーの船内で、今回最後のさぬきうどんを食べた。（300円）

２日間でなんと５杯のさぬきうどんを食べたことになる！！
「さぬきうどんを食べる！！」というのがこの旅の大きな目的だったから、私は大満足！！

　　　

　　ＪＲ宇野駅：宇野港から宇野駅までは歩いて10分ほどの距離。

　　　

　　たまの：宇野駅へ向かう途中で見たマンホール

　
　

年末に友人と香川へさぬきうどんを食べに行った息子は、青春１８きっぷのおかげでとても安上がりの旅をしたらしい。

が、私は、新幹線を使ったし、ゆっくりしたいということで、宿泊費もかかった。
若くないというのは、何をするにもお金がかかるもの‥。
でも、考えてみたら、見出した価値に対して散財するのは、若くない者の特権かもしれない。

　　　

今回の旅でお土産として求めたものは、金刀比羅宮表書院の絵はがき（8枚1,000円）と五人百姓の加美代飴（6枚500円）のみだった。
さぬきうどんは十分食べたから、しばらくは食べる気にならないだろうし、お菓子を買って帰っても食べる人もいないし‥、と考えた結果である。

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