2007年7月3日(火)〜7日(土)
東北/山形(立石寺・蔵王)と宮城(フルスタ宮城・松島)への旅


1日目:7月3日(火)…山形/立石寺(山寺)




★10時50分 大阪空港から飛行機で山形へ向かう。  JAL2233便  CRJ-200  (多分)52席

  


チケットはバーゲンフェアで購入したので、\11,750だった。 シートは5K(禁煙前方窓側)で、右窓からは富士山が雲の上にくっきりと見えた。 ゆずジュースのサービス。機内アナウンスでは「山形は曇り、23度」とのこと。


★12時10分 山形空港到着

空港で、紅花油と紅花と紅花のパンフレットをいただいた。

初めて本物の紅花を手にし、強い香りがある花と知った。

これから旅をするという時に重い油はどうしたらよいものか‥と、思案。


★12時20分 山形空港発のバスに乗り、山形駅へ

   バスの中から見たもの:サクランボのハウス、路地のリンゴ、マックスバリューのお店
                   将棋の館、オルゴール博物館、ビワの実、縦型の信号機


★13時25分 山形駅発JR(快速)に乗り、山寺へ

   電車の中で見たもの:自動では開かない扉(「あける」ボタンを押す)


★13時43分 山寺駅着

おなかが空いたので、先ず昼食をと思いながら歩いていると、手打ちそばと書かれた店があったので、入った。
山形では是非「板そば」を食べようと思っていた私は、迷うことなく「板そばをお願いします。」

出てきた物を見て驚いた。とても量が多いのだ。「板そばは、盛りそばの1.5倍です。」とお店の人。
よく聞いてから注文すべきだった。
食べられるところまで頑張ろう!!と食べ始めて、空港でいただいた紅花油のことを思い出した。


「空港でいただいた油なのですが、旅の途中だから持って行けないので、よかったらもらっていただけませんか?」とお店の人に言ってみた。
すると喜んでくださり、「これをどうぞ。」と、とまとレモン煮をサービスしてくださった。なんとラッキー!!

  とまとレモン煮


いつも小食の私だが、すごくすごく頑張って、ついに板そばを食べ切った!!
(このおそばのおかげで夕方になってもおなかが空かず、この日の夕食は山形駅前のデパート十字屋で求めたローストビーフサラダとビールだけで十分だった。)

  →  


お店を出て、立石寺(山寺)の登山口を目指した。


立石寺の入口には、ザクロの木があり、花がたくさん咲いていた。ザクロの花を見るのはとても久し振りだった。

     


●立石寺(山寺)

山門から苔むした石段が奥の院まで続き、頂にそそり立つ凝灰岩に堂宇がはりついている。
860年、清和天皇の勅命により比叡山延暦寺の別院として天台宗の僧・慈覚大師円仁によって開基された霊場。室町末期に戦禍に遭い、建物の多くが焼失したが、1543年に復元された。
1015段もの石段が続き、途中、芭蕉の句が刻まれる「せみ塚」や、建立当時、比叡山中堂より移された法灯が1100余年の間、一度も途切れることなく不滅の光を放っている「根本中堂」、そして山々や街並みを一望する「五大堂」など見どころが点在している。

●根本中堂

1300年代に再建された単層入母屋造りの堂。 開山以来、比叡山から移した不滅の法灯が1000年以上燃え続けている。

  根本中堂

 根本中堂の右手にはナツツバキ(別名シャラノキ)が静かに咲いていた。
                          直径5センチほどの白い花弁のふちが波立っている。




  力こんにゃく

拝観料を払うまでの所にお店があり、「力こんにゃく」が売られていた。 今回の旅で是非食べたいもののひとつだったが、板そばで満腹の私は、写真だけを撮らせていただくことに。
ちなみに、力こんにゃくは、醤油だしで煮込んだ玉こんにゃくで、4個の串刺し1本100円。




拝観料を納めて、石段を歩いていくと、途中で、背負子でなにやら重そうなものを運んでいる若者に出会った。あの袋の中身は何??と思った私は、聞いてみた。 「お賽銭です。」との返事。その後も背負子スタイルの若者4人ほどとすれ違った。





            


●せみ塚

山門から仁王門までの間に立っている、芭蕉の句をしたためた短冊を納めた記念碑。ちなみに芭蕉が山寺を訪れたのは1689年(元禄2年)。

          閑さや 岩にしみ入 蝉の声

  せみ塚



   

                  仁王門                  仁王様

仁王門の辺りには色とりどりのアジサイが、開山堂への途中にはヤマボウシが、納経堂の下にはユリが咲いていた。

      


●開山堂と納経堂

  


●五大堂



  五大堂からは眼下がよく見えた。


●奥の院

参道の終点にある「奥の院」には慈覚大師が所持された三国伝来の釈迦と多宝の両尊が安置され、境内には日本三大灯籠に数えられる巨大な灯籠がある。http://www.mapfan.com/spotdetail.cgi?SPOTCODE=S14KI04

   

時計を見ると16時06分、急げば16時37分発の電車に乗れるかもと思いながら、奥の院から山寺駅を目指して早足で下りていった。


★16時37分 山寺駅発JR(普通)に乗り、山形へ

       山寺駅ではたくさんの紅花が迎えてくれた。


★16時55分 山形駅到着し、ホテルにチェックイン

7月4日に進む
旅の記録topへ戻る
homeへ戻る