0526

2008年5月25日（日）～30日（金）
北東北／青森（蔦温泉・奥入瀬・十和田湖）と

岩手（三陸海岸北山崎・遠野・花巻）への旅

2日目：5月26日（月）…奥入瀬渓流①・十和田神社・乙女の像

5月27日に進む
 5月25日に戻る
 旅の記録topへ戻る
 homeへ戻る

旅に出ると、結構早起きをする。窓を見れば明るい！！

午後は天気が悪くなるという予報。さて、何時まで好天が持続するか‥。

旅館の前ではツバメが飛び、気温が17度になると鳴き始めるというエドハルゼミの声もする。

★7時00分　蔦沼まで散策

　　　　　　　　　

天気がよいと新緑が明るいし、沼も美しい。　　

　マイヅルソウ　　　

　ユキザサ

　 ●散策後に「久安の湯」に入る

　　　　

男女入れ替えの間際だから、他にはだれもいない「久安の湯」。ケイタイで写真を撮った。

★8時45分　蔦温泉発JRバスに乗車

　バスから見た「三乱の流れ」にはたくさんのカメラマン。

★9時09分　石ケ戸着

石ケ戸とは、方言で岩屋のこと。カツラの巨木に支えられた大きな岩があり、女盗賊の根城だったという伝説が残る。

このよい天気がいつまでもつかしら‥と思いながら、奥入瀬渓流の散策開始。

馬門岩～阿修羅の流れ～飛金の流れ～千筋の滝～雲井の滝～白銀の流れ～白布の滝

　　　　　　　馬門岩　

　　遊歩道で目にした「雲井の滝」の道標。　

この小さな滝が「雲井の滝」だと思って写真を撮ったが、本当の「雲井の滝」は、遊歩道からは、平行する車道を横断して奥入瀬渓流の小さな支流を少し遡ったあたりにあるということが翌日のバスの中でわかった。それは、25mの高さから3段になって落下している豪壮な美しさの滝だった。

　　　　

　

　　
　　　　ミヤマカラマツ　　　　　　　　　　　　クルマバソウ

★11時10分　空が夕方のように暗くなり、激しい雨が降ってきた。雷も。

予報通りとはいえ、何ということ！！急いでリュックから傘とレインコートを取り出す。

しかし、これ以上の散策は無理！！と思いながら歩いていると、ちょうどよいところにバス停発見。あと4分で十和田湖行きのバスが来る。ラッキー！！

★11時19分　「雲井林業」からJRバス「みずうみ4号」に乗車

★11時30分　　子ノ口（ねのくち）着天気が回復したら「雲井林業」までバスで戻って、再度奥入瀬渓流散策をしようと思いながら、遊覧船の休憩所にて昼食をとる。休憩所にはストーブがあり、その温かさがありがたかった。突然の激しい雨でずぶ濡れになったジャケットやズボンを中年夫婦がストーブで乾かしていた。私はしばらく天気の回復を待ったが、全く見込みがないので、十和田湖に向かうことにした。

★12時30分　子ノ口からJRバス「みずうみ6号」に乗車

★12時45分　十和田湖着

●ホテルに荷物を預け、コーヒーを飲み、土産物屋さんをのぞいているうちに、激しかった雨もほとんど止んだ。

　曇天の十和田湖

●十和田神社入口（第一鳥居）

エンレイソウ・ホウチャクソウ・クルマバソウ・マムシグサ・マイヅルソウが多数
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　「熊に注意」を呼びかける立て札　

本殿に行くつもりが、間違って右に曲がってしまったために、険しい階段を上がっていくことになった。

　　　　　

　頂上にあった南祖殿

　 ※南祖の坊が弥勒の出世を願って湖に入定したという伝説から、弥勒菩薩が祀られている。
衆生救済・極楽往生。真言を唱えると、自分の理想の世界に生まれることが出来るとされている。
頂上からは木々の向こうに十和田湖が見えた。

　　十和田神社

※坂上田村麿が蝦夷征伐の必勝を祈願し、日本武尊（ヤマトタケルノミコト）を祀って807年に祠を建てたのを起源とする。
1334年北畠顕家に従って当地に来た甲州南部氏が再興した。

おみくじは「大吉」で、「おもうがままになる運です。短気をいましめて身をつつしみ、何事にも心静かに他人とよくよく相談して事をなさい。すべて心のままになるでしょう。」とあった。

●乙女の像

※作者の高村光太郎は19歳のモデルを使ってこの像の制作に取り組んだのだが、出来上がったものは、当時既に他界していた妻智恵子の姿に極めて近いものとなった。乙女の像の目は彫られておらず、穴が開いているだけであるが、これはこの像を見る人がどの方向からでも自分を見ていると感じられるように工夫されたもの。
光太郎は二体の乙女が向かい合う、その間の三角形の空間を見てほしいとのコメントを残している。

　　 5月27日に進む
 5月25日に戻る
 旅の記録topへ戻る
 homeへ戻る

　